第100回薬剤師国家試験
◆ 問117
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法により、図の破線で囲んだ塩基配列を増幅したい。適切なプライマーの組合せはどれか。1つ選べ。なお、プライマーの塩基数は簡素化して始めの6塩基のみを記している。また、本法において用いるDNAポリメラーゼは5’→3’の方向にDNA鎖を伸長する。
-
5'-CTAGTT-3' 5'-ATCGGC-3'
-
5'-AAGGAT-3' 5’-CCCGTT-3'
-
5'-TAGGAA-3' 5’-GGGCAA-3'
-
5'-AAGGAT-3' 5’-TTGATC-3'
-
5'-CGGCTA-3' 5’-CCCGTT-3'
◆ 問117
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2
プライマーとは、DNA合成の起点となる短鎖DNA及び短鎖RNAのことである。PCR法により、図の破線で囲んだ塩基配列を増幅させるには、3'側の塩基配列に相補的な塩基配列を有するプライマーを結合させる必要がある。
よって、図の下のDNAを増殖するためには、AACGGGに相補的な塩基配列を有する「5'-CCCGTT-3'」をプライマーとして結合させ、図の上のDNAを増殖するためには、TTCCTAに相補的な塩基配列を有する「5'-AAGGAT-3'」をプライマーとして結合させる必要がある。