第103回薬剤師国家試験

◆ 問41

食事による胃内容排出速度の低下によって、吸収量が増大するのはどれか。1つ選べ。
  • アセトアミノフェン
  • エリスロマイシン
  • セファクロル
  • リファンピシン
  • リボフラビン

◆ 問41

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:5


食事による胃内容排出速度の低下によって、吸収量が増大するのは、リボフラビンである。リボフラビンは小腸上部にある担体によって吸収されるため、食事により胃内容排泄速度が低下すると、吸収過程における飽和現象を起こしにくくなる。そのため、食事による胃内容排出速度の低下により、リボフラビンの吸収量は増大する。