第103回薬剤師国家試験

◆ 問64

関節リウマチに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 自己免疫疾患である。
  • 罹患率は男性が女性に比べて高い。
  • 多様な関節外症状を呈する。
  • 関節炎は多発性で対称性である。
  • 早期診断に抗環状シトルリン化ペプチド(抗CCP)抗体の検査が有用である。

◆ 問64

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


関節リウマチは、関節の滑膜が増殖することにより慢性・持続性・骨破壊性の多発関節炎を生じる自己免疫疾患である。本疾患では関節のみの症状にとどまらず、多様な関節外症状(発熱、体重減少、全身倦怠感、血管炎、間質性肺炎)を呈する。
1 正しい

2 誤っている
関節リウマチの罹患率は、女性が男性に比べて高い(男女比は約1:3)

3 正しい

4 正しい

5 正しい
関節リウマチの早期診断には、抗CCP抗体、MMPの検査、関節MRIが有用である。