第104回薬剤師国家試験
◆ 問108
日本薬局方収載生薬ア及びこれに含まれる化合物Aに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
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Aは Ephedra sinica の地上茎に含まれる副交感神経興奮薬である。
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アは桂枝湯に配合される生薬である。
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アの確認試験として、薄層クロマトグラフィーを用い、噴霧用ニンヒドリン・エタノール試液によるAの検出が行われている。
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アを含む漢方薬の使用上の注意として不眠がある。
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ア及びAは、いずれも覚せい剤原料として取り扱われている。
◆ 問108
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:3、4
化合物Aの構造がエフェドリンであることから、日本薬局方収載生薬アはマオウであると判断することができる。
1 誤
エフェドリンは、Ephedra sinicaの地上茎に含まれる交感神経興奮薬である。
2 誤
桂枝湯の構成生薬は、 ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウ、カンゾウ、タイソウであり、桂枝湯にはマオウは含まれていない。
3 正
4 正
マオウは、交感神経興奮作用により不眠を誘発することがあるため、マオウを含む漢方薬の使用上の注意として不眠がある。
5 誤
エフェドリンは、10%以下を含有するものを除き、覚醒剤原料に指定されている。一方、マオウは、覚醒剤原料に指定されていない。