第104回薬剤師国家試験
◆ 問118
A〜Eの構造をもつビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
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Aは、ピルビン酸脱水素酵素や α–ケトグルタル酸脱水素酵素の補酵素としてエネルギー産生に関与する。
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Bは、ビタミンB12 によるメチル基転移を介して、ホモシステインからのメチオニンの生合成に関与する。
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Cは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。
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Dは、血液凝固因子プロトロンビンのグルタミン酸残基のγ–グルタミル化に関与する。
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Eは、光を感知するロドプシンの成分として視覚機能に関与する。
◆ 問118
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2、3
1 誤
A(ピリドキサール)は、生体内でピリドキサールリン酸となり、アミノ酸デカルボキシラーゼやアミノトランスフェラーゼなどの補酵素としてアミノ酸代謝に関与する。
2 正
B(葉酸)は、生体内でテトラヒドロ葉酸となり、ビタミンB12 によるメチル基転移を介して、ホモシステインからのメチオニンの生合成に関与する。
3 正
C(アスコルビン酸)は、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。
4 誤
D(レチノール)は、生体内で11−cis−レチナールとなり、オプシンと結合することでロドプシンを形成し、視覚機能に関与する。
5 誤
E(メナキノン)は、γ−グルタミルカルボキシラーゼの補酵素として血液凝固因子プロトロンビンのグルタミン酸残基のγ–カルボキシ化に関与する。