第104回薬剤師国家試験

◆ 問23

湖沼の富栄養化の進行に伴い、アオコを形成する藍藻類が産生し、肝毒性を示す物質はどれか。1つ選べ。
  • ペンタクロロフェノール
  • ジクロラミン
  • ミクロシスチン
  • ジェオスミン
  • 2–メチルイソボルネオール

◆ 問23

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


アオコを形成する藻類が産生する物質として、肝毒性を示すミクロシスチン、カビ臭の原因物質であるジェオスミン、2−メチルイソボルネオールがある。なお、ペンタクロロフェノールは以前除草剤として用いられていた農薬(現在は使用禁止)であり、ジクロラミンは、水の塩素消毒時に生じる物質である。