第105回薬剤師国家試験
◆問167-168
47歳男性。身長172cm、体重85kg。38歳時より高血圧を指摘され、下記処方にて治療を受けていた。日常、ビールを飲むことが多い。
子供の運動会で短距離走に出場した。運動会終了後、懇親会にて飲酒した次の日、右足母趾の腫脹と痛みを認めた。その後、痛みは徐々に増悪し、患部の赤く腫大した状態が2日間持続していると訴え受診した。
◆ 問167
患者が訴えている症状を速やかに改善させるために処方される薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。-
フェブキソスタット
-
ベンズブロマロン
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メトホルミン塩酸塩
-
ナプロキセン
-
アトルバスタチンカルシウム水和物
◆ 問168
◆ 問167
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:4
日常、ビールを飲むこと、右足母趾の腫脹と痛みを認めていることから、本患者は高尿酸血症に伴う痛風発作が現れていると推察される。痛風発作急性期には、NSAID(インドメタシン、ナプロキセン)のパルス療法(短期・大量投与)を行う。
◆ 問168
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1
痛風発作後、痛風の再発を防止する目的で尿酸値を低下させる薬(尿酸産生抑制薬、尿酸排泄促進薬)を用いる。尿酸排泄促進薬は、腎結石を悪化させることがあるため、腎結石患者に投与することはできない。そのため、本患者には、尿酸産生抑制薬を使用する。尿酸産生抑制薬は、キサンチンオキシダーゼを阻害し、尿酸の生合成を阻害する。