第105回薬剤師国家試験
◆ 問180
図は薬物Aの水和物について昇温過程で熱重量測定(TG)及び示差走査熱量測定(DSC)を行った結果である。薬物Aに関する記述のうち、最も適切なのはどれか。1つ選べ。ただし、薬物Aには水和物、無水物ともに結晶多形は存在しない。
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温度アでみられるDSC曲線の吸熱ピークは、薬物Aの水和物からの結晶水の脱離に基づいている。
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温度アの付近において、薬物Aは融解する。
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温度イの付近において、薬物Aの水和物からの結晶水の脱離が起きる。
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温度イの付近において、薬物Aは結晶化する。
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温度ウを超えて観察される質量変化は、薬物Aの気化に基づいている。
◆ 問180
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1
温度ア:吸熱に伴い、質量が低下していることから、薬物Aの水和物より結晶水が脱離していると考えられる。
温度イ:吸熱しているが、質量変化が認められないため、薬物Aは融解していると考えられる。
温度ウ:発熱に伴い、質量が低下していることから、薬物Aは分解していると考えられる。