第105回薬剤師国家試験

◆ 問23

図に示したα–トコフェロールの構造において、ラジカル捕捉作用を示す部位はどれか。1つ選べ。
105回問23画像1

◆ 問23

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


α–トコフェロールは、フェノール性連鎖防止剤であり、脂質の自動酸化に際して生成するペルオキシラジカルにフェノール性水酸基(選択肢1)にある水素を供与して、自身が酸化されることによりラジカル連鎖反応を断ち切り、油脂の自動酸化を阻止する。