第105回薬剤師国家試験

◆問278-279

5歳女児。熱や咳の症状があり母親に連れられて受診し、下記内容の処方箋を持って来局した。母親との会話において、子どもは以前にも散剤や顆粒剤を服用したことがあり、問題なく飲めたとのことであった。また、母親が右手に包帯をしており、物を取扱いにくいため、一包にまとめて欲しいと医師に申し入れ済みとのことであった。
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◆ 問278

 薬剤師はこの処方の調剤方法を検討するため、アスベリン®散と幼児用PL配合顆粒の処方量を十分に振とう混合してみた。このときの状態を模式的に表す図として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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◆ 問279


◆ 問278

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


アスベリン®散と乳幼児PL配合顆粒は粒子径が異なるため、振とう混合しても分離する。一般に粒子径の大きいものは上に粒子径の小さいものは下になる。

◆ 問279

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


粒子径の異なるものは、混合せず2段分割(2度撒き)で分包することで均等に分包することが可能である。