第106回薬剤師国家試験

◆ 問5

イオン間にはたらくクーロン力の特徴として誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 媒質の比誘電率に反比例する。
  • イオン間の距離に反比例する。
  • イオンのもつ電荷の大きさに比例する。
  • 同じ符号の電荷をもつイオン間では斥力となる。
  • 真空中で最も強くなる。

◆ 問5

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


イオン間にはたらくクーロン力Fは下記の式で表される。
106回問5画像1
(Q、Q':電荷、ε:媒質の誘電率、r:2つのイオン間の距離)
上記の式より、イオン間にはたらくクーロン力はイオン間の距離の2乗に反比例する
真空中では、他の媒質に比べ誘電率が低くなるため、イオン間にはたらくクーロン力は最も強くなる