第107回薬剤師国家試験
◆ 問193
幹細胞に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。-
胚性幹細胞(ES細胞)は、自己複製能を持つ。
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胚性幹細胞は、多能性獲得に必要な遺伝子を導入して作製する。
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人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製には、受精卵が用いられる。
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造血幹細胞は、あらゆる細胞に分化する能力を持つ。
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造血幹細胞は、臍帯血にも存在する。
◆ 問193
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1、5
1 正
胚性幹細胞(ES細胞)は、受精卵から形成された胚盤胞の内部細胞塊細胞を培養した幹細胞であり、自己複製能と別の種類の細胞への分化能を併せ持つ。
2 誤
体細胞に多能性獲得に必要な遺伝子を導入して作製するのは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)である。
3 誤
解説2参照
4 誤
造血幹細胞は、血球系細胞にのみ分化する能力を持つ。
5 正
造血幹細胞は、骨髄に存在するとともに臍帯血にも存在する。