第107回薬剤師国家試験

◆ 問337

月齢5ヶ月、体重7.4kgの患児に以下の処方が出された。

107回問337画像1

患児の保護者への坐薬の使用方法の説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。

107回問337画像2
  • 固くなるので、冷蔵庫は避けて部屋の棚の中などで保管してください。
  • 容器から坐剤を取り出した後、図1のように先端から肛門内に深く挿入してください。
  • 半分にする場合は、図2のように切ってください。
  • 挿入してから4〜5秒、肛門部をティッシュ等で押さえてください。
  • 2時間経過しても効果がない場合は、すぐに1回分を追加してください。

◆ 問337

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2、4


1 誤
アセトアミノフェン坐剤小児用は、冷暗所に保存する必要がある。

2 正
容器から坐剤を取り出した後、太い方から肛門内に深く挿入する。

3 誤
半分にする場合には、坐剤を斜めに切断する。

4 正
挿入してから、しばらくの間(4〜5秒程度)肛門部をティッシュ等で押さえる必要がある。

5 誤
投与間隔は4〜6時間以上とし、1日総量として60mg/kgを限度とする。