第107回薬剤師国家試験

◆ 問5

液体クロマトグラフィー/質量分析法において、用いられるイオン化法はどれか。1つ選べ。
  • エレクトロスプレーイオン化(ESI) 法
  • 化学イオン化(CI)法
  • 高速原子衝撃(FAB) 法
  • 電子イオン化(EI) 法
  • マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI) 法

◆ 問5

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


1 正
エレクトロスプレーイオン化(ESI) 法は、大気圧下において液体試料の分子をイオン化する方法であり、液体クロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法として用いられる。

2 誤
化学イオン化(CI)法、電子イオン化(EI)法は、気化した試料のイオン化に適している。

3 誤
高速原子衝撃(FAB)法は、一般に液体クロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法として用いられない。

4 誤
解説2参照

5 誤
マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)法は、一般に液体クロマトグラフィー/質量分析法のイオン化法として用いられず、主にTOF(飛行時間)型質量分離部と組み合わせて用いられる。