第107回薬剤師国家試験

◆ 問62

依存性の最も少ない薬物はどれか。1つ選べ。
  • ペンタゾシン
  • メチルフェニデート
  • グアンファシン
  • メタンフェタミン
  • ペモリン

◆ 問62

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


1 誤
ペンタゾシンは、麻薬拮抗性鎮痛薬であり、中枢抑制作用を示すため、精神的依存と身体的依存を生じることがある。

2 誤
メチルフェニデートは、注意欠陥/多動性障害、ナルコレプシーに用いられる薬であり、中枢興奮作用を示すため、精神的依存を生じることがある。

3 正
グアンファシンは、注意欠陥/多動性障害に用いられる非中枢刺激薬であり、薬物依存が少ない薬である。

4 誤
メタンフェタミンは、覚醒剤であり、中枢興奮作用を示すため、精神的依存を生じることがある。

5 誤
ペモリンは、ナルコレプシー、うつ病に用いられる薬であり、長期投与により薬物依存を生じることがある。