第108回薬剤師国家試験

◆ 問145

医薬品の直接の容器・被包の表示に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
ただし、省略等の特例はないものとする。
  • 毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。
  • 一般用医薬品は、リスク区分を原則として赤枠、赤字で記載する。
  • 日本薬局方に収められている医薬品は、「薬局方」の文字を記載する。
  • 専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品は、「製造専用」の文字を記載する。
  • 要指導医薬品は、赤字で「要指導医薬品」の文字を記載する。

◆ 問145

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1、4


正:[毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。]
 毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。
108回問145画像1

誤:[一般用医薬品は、リスク区分を原則として赤枠、赤字で記載する。]
 一般用医薬品は、リスク区分を原則として、黒枠の中に黒字で記載する(ただし、その直接の容器又は直接の被包の色と比較して明瞭に判読できない場合は、白枠の中に白字で記載することができる)。

誤:[日本薬局方に収められている医薬品は、「薬局方」の文字を記載する。]
 日本薬局方に収められている医薬品は、原則として「日本薬局方」の文字を記載する。

正:[専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品は、「製造専用」の文字を記載する。]
 専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品(製造専用医薬品)は、「製造専用」の文字を記載する。

誤:[要指導医薬品は、赤字で「要指導医薬品」の文字を記載する。]
 要指導医薬品は、黒枠の中に黒字で記載する(ただし、その直接の容器又は直接の被包の色と比較して明瞭に判読できない場合は、白枠の中に白字で記載することができる)。