第108回薬剤師国家試験
◆問244-245
生後24日男児。母親は出産後、実家に帰省して子育てをしており、実家では井戸水で溶かした人工乳を与えていた。生後12日から次第に哺乳力が低下し、生後24日に痙れんが出現したため、救急車を要請した。来院時、チアノーゼを認め、動脈血液ガス分析の結果は、以下のとおりであった。
◆ 問244
◆ 問245
この患児に対する治療薬として最も適切と考えられるのはどれか。1つ選べ。-
メチレンブルー
-
ペニシラミン
-
クエン酸第一鉄ナトリウム
-
チオ硫酸ナトリウム
-
ホメピゾール
◆ 問244
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1、2
正:[亜硝酸態窒素]
正:[硝酸態窒素]
誤:[ベンゼン]
誤:[1,4-ジオキサン]
誤:[ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)]
検査値から、メトヘモグロビンの値が高く、メトヘモグロビン血症を連想したのではないでしょうか。
水質基準に、硝酸態窒素 及び 亜硝酸態窒素 という項目があります。この基準が設定されているのが、メトヘモグロビン血症の発生を考慮したものです。動植物の死骸などに含まれるタンパク質が分解されることで生成されます。
◆ 問245
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1
正:[メチレンブルー]
誤:[ペニシラミン]
誤:[クエン酸第一鉄ナトリウム]
誤:[チオ硫酸ナトリウム:
誤:[ホメピゾール]
メトヘモグロビン血症なので、特異的解毒薬であるメチレンブルーが妥当です。
補足ですが、ホメピゾールは、エチレングリコール・メタノール中毒用剤です。