第108回薬剤師国家試験

◆ 問34

前立腺肥大に伴う排尿障害を改善するタダラフィルの作用機序はどれか。1つ選べ。
  • ホスホジエステラーゼV阻害
  • アドレナリンα1受容体遮断
  • アドレナリンβ3受容体刺激
  • アセチルコリンM3受容体刺激
  • コリンエステラーゼ阻害

◆ 問34

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


 タダラフィルは、ホスホジエステラーゼⅤを阻害し、前立腺及び膀胱平滑筋、並びに下部尿路血管の平滑筋内のcGMPの濃度を上昇させ、血管拡張を介した血流増加作用により前立腺肥大症に伴う排尿障害の症状を緩和する。