第109回薬剤師国家試験
◆ 問55
下の模式図で表される経口徐放性製剤の放出制御膜として、適切なのはどれか。1つ選べ。
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糖衣
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半透膜
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腸溶性皮膜
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生分解性皮膚
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イオン交換樹脂膜
◆ 問55
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2
経口徐放性製剤の放出制御膜として、適切なのは[半透膜]です。
[半透膜]は、水分の浸透によって薬物の放出速度を制御する膜で、徐放性の内核錠を包むリザーバー型の製剤に用いられます。
[糖衣]は、錠剤の表面を保護したり、服用しやすくしたりするためのコーティングで、放出制御の機能はありません。
[腸溶性皮膜]は、胃では溶けずに腸で溶けるように設計されたコーティングで、放出部位の制御の機能はありますが、放出速度の制御の機能はありません。
[生分解性皮膚]は、体内で分解される皮膚で、経口徐放性製剤の放出制御膜としては用いられません。
[イオン交換樹脂膜]は、イオン交換樹脂に薬物を結合させたマトリックス型の製剤に用いられるコーティングで、消化管液中のpHによって薬物の放出量が変化します。