第109回薬剤師国家試験
◆ 問65
手術が適応とならないクッシング症候群の治療に用いる薬物はどれか。1つ選べ。-
チアマゾール
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ミトタン
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デスモプレシン酢酸塩水和物
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レボチロキシンナトリウム水和物
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メチロシン
◆ 問65
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2
クッシング症候群とは、副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンの作用が過剰になることで、身体に特徴的な徴候が現れる病気です。手術が適応とならない場合は、薬物療法が行われます。
正解は[ミトタン]です。
[ミトタン]は副腎皮質の機能を抑制する薬物で、クッシング症候群の治療に用いられます。
[チアマゾール]は甲状腺機能亢進症の治療に用いられる薬物です。
[デスモプレシン酢酸塩水和物]は尿崩症の治療に用いられる薬物です。
[レボチロキシンナトリウム水和物]は甲状腺機能低下症の治療に用いられる薬物です。
[メチロシン]は高血圧の治療に用いられる薬物です。
覚えておくとよい用語:
ACTH: 副腎皮質刺激ホルモンで、クッシング症候群ではこのホルモンの過剰分泌が問題となります。