第110回薬剤師国家試験
◆問156-157
63歳男性。慢性心不全と診断され、治療中である。その他の既往歴及び常用薬はない。◆ 問156
◆ 問157
服薬は正しく継続され、副作用もみられなかったが、1ヶ月前から労作時の息切れが徐々に増悪するようになった。2~3日前からは安静時にも息苦しさを自覚するようになり、昨夜突然、強い咳を伴った呼吸困難が出現したため救急搬送された。下肢に浮腫が認められ、血圧は88/60mmHgであった。心臓超音波検査を行ったところ、左室駆出率(LVEF)は30%に低下していた。さらに、胸部X線検査により肺うっ血と軽度な心拡大の所見が認められ、慢性心不全の急性増悪と診断され入院となった。この患者の来院時の病態及び症状に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。-
右心機能は正常である。
-
心臓からのナトリウム利尿ペプチドの分泌が亢進している。
-
心電図でST上昇が認められる。
-
呼吸症状は、起坐位よりも仰臥位で増悪する。
-
尿量は増加している可能性が高い。
◆ 問156
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1、4
※10~40秒程度掛かります。APIリクエストエラーが発生した場合は再実行することで解消される場合があります。
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◆ 問157
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2、4
※10~40秒程度掛かります。APIリクエストエラーが発生した場合は再実行することで解消される場合があります。
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