第110回薬剤師国家試験
◆問208-209
84歳男性。息子と二人暮らし。長年、近隣のクリニックで高血圧症と頻脈、アレルギー性鼻炎のため、処方1による薬物治療を受けていた。(処方1)
ビソプロロールフマル酸塩錠5mg
・1回1錠(1日1錠)
エバスチン錠10mg
・1回1錠(1日1錠)
・1日1回 朝食後 28日分
1年前の受診で、もの忘れが多く、その日の曜日が分からなくなることがたまにあり、付き添いの息子が処方医に相談したところ、神経内科の専門医を紹介され、そこで認知症と診断された。リバスチグミンテープ4.5mgで治療を開始し、漸増の後、現在は処方1とともに処方2の薬剤の使用を継続している。
(処方2)
リバスチグミンテープ18mg
・1回1枚(1日1枚)
・1日1回 朝 28日分
・胸部、上腕部、背部のいずれかに貼付(全28枚)
今回来局した息子から、「医師には言い忘れたが、最近、服薬時や飲食・飲水時にむせの頻度が以前より高くなったので、誤嚥性肺炎になることを心配している」との相談があった。
◆ 問208
◆ 問209
処方2に含まれる薬物は、下図のように、アセチルコリンエステラーゼの活性中心のセリン残基と反応し、共有結合中間体を形成する。
共有結合中間体の構造として、正しいのはどれか。1つ選べ。
