第110回薬剤師国家試験
◆問222-223
68歳男性。パーキンソン病及びうつ病の治療のため継続して薬剤を服用し、パーキンソン病の症状は軽快していたが、1ヶ月前より時間帯によって歩くことができたりできなかったりする症状が認められ、生活に支障をきたすようになった。薬の調節とリハビリテーションを行う目的で4週間の入院となった。(入院時持参薬)
レボドパ100mg・カルビドパ配合錠
ペルゴリドメシル酸塩錠250μg
パロキセチン錠20mg
◆ 問222
下図に示すように、レボドパは、末梢で酵素Aが触媒する反応によってドパミンに、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)によるメチル化によって代謝物Bに変換される。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
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レボドパは、ラセミ体である。
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酵素Aによる反応は、アミノ基転移反応である。
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酵素Aによる反応は、ビタミンB6に由来する補酵素によって促進される。
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レボドパよりもドパミンの方が、脳内へ移行しやすい。
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代謝物Bは、レボドパ分子内のヒドロキシ基がメチル化されたものである。