第110回薬剤師国家試験

◆ 問49

陽イオン性界面活性剤はどれか。1つ選べ。
  • ステアリン酸ナトリウム
  • ポリソルベート80
  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • レシチン
  • ベンゼトニウム塩化物

◆ 問49

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:5


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◆ユーザー投稿の解説

みかん さんが投稿
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陽イオン性界面活性剤に関する解説

**正解:** 5

**解説:**

*   **陽イオン性界面活性剤**は、水溶液中で解離した際に界面活性を示す部分が陽イオンとなる界面活性剤です。殺菌作用や消毒作用を持つものが多く、塩化ベンザルコニウムや塩化ベンゼトニウムなどが代表的です。

**各選択肢の解説:**

1.  **ステアリン酸ナトリウム:** 陰イオン性界面活性剤の一種である脂肪酸石鹸です。親油基であるステアリン酸と、親水基であるナトリウムを持ちます。

2.  **ポリソルベート80:** 非イオン性界面活性剤です。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルに分類され、親水性のポリオキシエチレン鎖と親油性の脂肪酸エステル部分を持ちます。

3.  **ラウリル硫酸ナトリウム:** 陰イオン性界面活性剤の一種であるアルキル硫酸エステル塩です。シャンプーや洗剤などに広く用いられています。

4.  **レシチン:** 両性界面活性剤(リン脂質)です。分子内に酸性基と塩基性基の両方を持つため、pHによって性質が変化します。

5.  **ベンゼトニウム塩化物:** 陽イオン性界面活性剤です。殺菌消毒剤として用いられます。
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