第97回薬剤師国家試験

◆ 問11

ホルモンとその作用との対応のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • ガストリン  −−−−−−−−−− 胃酸分泌の抑制
  • セクレチン  −−−−−−−−−− HCO3を多く含む膵液の分泌促進
  • カルシトニン −−−−−−−−−− 血中Ca2+の減少
  • インスリン  −−−−−−−−−− 血中グルコースの減少
  • アルドステロン−−−−−−−−−− 腎臓における Na及び Clの再吸収促進

◆ 問11

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


1 誤っている
ガストリンは、胃・幽門部G細胞から分泌され、胃酸分泌を促進する。

2 正しい
セクレチンは、十二指腸のS細胞から分泌され、HCO3を多く含む膵液の分泌を促進する。

3 正しい
カルシトニンは、甲状腺の傍ろ胞細胞から分泌され、血中Ca2+を減少させる。

4 正しい
インスリンは、膵臓ランゲルハンス島B(β)細胞から分泌され、血中グルコースを減少させる。

5 正しい
アルドステロンは、副腎皮質の球状層から分泌され、腎臓におけるNa及びClの再吸収を促進する。