第97回薬剤師国家試験

◆ 問3

Ag2CrO4の溶解度がS(mol/L)であるとき、溶解度積(Ksp)と溶解度の関係式として、正しいのはどれか。1つ選べ。
  • Ksp = 2S
  • KspS 2
  • Ksp = 2S 2
  • Ksp = 2S 3
  • Ksp = 4S 3

◆ 問3

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


難溶性電解質の溶解度積(Ksp)は、飽和溶液中における陽イオンと陰イオンの濃度の積で表される。
◉Ag2CrO4の飽和溶液中での[Ag]、[CrO42]
問題文に「Ag2CrO4の溶解度がS(mol/L)であるとき」と記載されていることから、[Ag]=2S、[CrO42]=Sとなる。
◉Ag2CrO4の溶解度積
Ksp=[Ag]2[CrO42]=[2S]2[S]=4S 3