第97回薬剤師国家試験

◆ 問339

保険調剤後の調剤録に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 調剤済みの処方せんに必要事項を記入して調剤録とした。
  • 保険薬局開設者が、調剤録を最終の記入日から5年間保存したので廃棄した。
  • 1回目の分割調剤時に、調剤録に代えて処方せんに必要事項を記入した。
  • 処方せんに関する医師への疑義照会の内容を調剤録に記載した。
  • 患者の被保険者証記号番号を調剤録に記載した。

◆ 問339

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


保険調剤した際、調剤済みとなった処方せんに必要事項を記入したものは、調剤録とすることが可能である。


薬局開設者は、調剤録を最終の記入日から3年間保存しなければならない。よって、設問のように調剤録を最終記載日から5年間保存したものを廃棄することは問題ない。


保険調剤により1回目の分割調剤を行い、調剤済みとならなかった場合、処方せんに必要事項を記載するとともに、調剤録への必要事項を作成した。


医師等に疑義照会した場合には、疑義照会した内容を調剤録に記載する必要がある。


調剤録には、患者の被保険者証記号番号、保険者名、生年月日等を記載する必要がある。