第97回薬剤師国家試験

◆ 問53

点眼剤に適用される日本薬局方一般試験法はどれか。1つ選べ。
  • アルコール数測定法
  • 製剤均一性試験法
  • エンドトキシン試験
  • 発熱性物質試験法
  • 無菌試験法

◆ 問53

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:5


点眼剤に適用される日本薬局方一般試験法は、無菌試験法、点眼剤の不溶性異物検査法、点眼剤の不溶性微粒子試験法である。


アルコール数測定法は、アルコール数を測定する試験であり、チンキ剤又はその他のエタノールを含む製剤に適用される。


製剤均一性試験法は、個々の製剤間での有効成分含量の均一性の程度を示すための試験であり、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、用時溶解又は用時懸濁して用いる注射剤などに適用される。


エンドトキシン試験法は、エンドトキシンを検出又は定量する試験であり、静脈投与に用いる注射剤及び注射剤を製するのに用いる水性溶剤、透析用剤(血液透析溶剤、腹膜透析溶剤)などに適用される。


発熱性物質試験法は、発熱性物質の有無を調べる試験であり、静脈投与に用いる注射剤及び注射剤を製するのに用いる水性溶剤などに適用される。