第98回薬剤師国家試験

◆ 問138

アスマン通風湿度計と乾カタ温度計を用いて、室温25℃の部屋における感覚温度を測定するときの感覚温度の高低に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 同じ乾カタ温度計を用いるならば、そのアルコール柱が38℃から35℃に降下する時間が長い方が、感覚温度は低い。
  • 乾カタ温度計のアルコール柱が38℃から35℃に降下する時間が同じならば、その温度計のカタ係数が大きい方が、感覚温度は低い。
  • 気動が小さい方が、感覚温度は低い。
  • 気湿が高い方が、感覚温度は低い。
  • アスマン通風湿度計の湿球示度が低い方が、感覚温度は低い。

◆ 問138

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2、5


同じ乾カタ温度計を用いた場合、アルコール柱が38℃から35℃に降下する時間が長い方が、冷却力が小さいため、感覚温度が高い。


乾カタ温度計のアルコール柱が38℃から35℃に降下する時間が同じ場合、温度計のカタ係数が大きい方が、冷却力が大きいため、感覚温度は低い。


室温25℃において、気動が小さい方が、感覚温度は高い。


室温25℃において、気湿が高い方が、感覚温度は高い。
アスマン通風湿度計の湿球示度が低い方が、湿度が低いため、感覚温度は低い。