第98回薬剤師国家試験

◆問272-273

65歳男性。保険薬局に異なる診療科の処方せんを同時に持参した。
98回問272-273画像1

◆ 問272


◆ 問273

上記の併用禁忌となる相互作用の主なメカニズムはどれか。1つ選べ。
  • キレート形成
  • 代謝酵素の阻害
  • トランスポーターの誘導
  • 尿のpHの変化
  • 受容体での拮抗

◆ 問272

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


チザニジンと併用禁忌の薬物は、シプロフロキサシンである。
シプロフロキサシンとチザニジンを併用すると、シプロフロキサシンがCYP1A2を阻害し、チザニジンの血中濃度を上昇させ、それにより著しい血圧低下、傾眠、めまい及び精神運動能力の低下等が現れるため、両薬剤は併用禁忌である。

◆ 問273

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


問272解説参照