第99回薬剤師国家試験
◆問222-223
56歳男性。身長165 cm、体重63 kg。直腸がんと診断され、フルオロウラシル・ホリナートカルシウム・イリノテカン塩酸塩水和物療法(FOLFIRI)とセツキシマブ(遺伝子組換え)製剤との併用療法が開始された。◆ 問222
◆ 問223
図は、動物細胞の構造を模式的に表したものである。セツキシマブの標的分子である上皮増殖因子受容体(EGFR)の細胞における局在について、正しい場所を示しているのはどれか。1つ選べ。
◆ 問222
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:1、4
FOLFIRI療法の手順を以下に示す。
手順1:ホリナートカルシウム、イリノテカンを2時間かけて点滴静注
手順2:フルオロウラシルを急速静注
手順3:フルオロウラシルを46時間かけて点滴持続静注
ホリナートカルシウムは、フルオロウラシルの作用を増強する目的で投与する。
セツキシマブは、抗ヒトEGFRモノクローナル抗体であり、KRAS遺伝子の変異が認められる場合、効果が低下するとの報告がある。そのため、本剤はKRAS遺伝子変異の有無を考慮した上で使用する。
◆ 問223
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:5
上皮増殖因子受容体(EGFR)は、細胞膜に存在するチロシンキナーゼ型受容体である。