第99回薬剤師国家試験

◆ 問67

正規分布が仮定できる数値データについて、2群間の平均値の差の検定に用いる統計手法はどれか。1つ選べ。
  • 符号検定
  • カイ二乗検定
  • Studentのt検定
  • Fisherの直接確率法
  • Wilcoxonの順位和検定

◆ 問67

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


正規分布が仮定できる数値データについて、2群間の平均値の差の検定に用いる統計手法は、「Studentのt検定」である。


符号検定は、対応のある群間のデータを+・-に変換して、優劣や大小を決定する検定法である。


カイ二乗検定は、検定統計量がカイ二乗分布に従うような検定法である。


Fisherの直接確率法は、標本数が少なくカイ二乗検定を行うことができない場合に用いる検定法である。


Wilcoxonの順位和検定は、ノンパラメトリックなデータの母集団の中央値に差があるかどうかを決定する検定法である。