薬剤師国家試験の難易度は?合格率や難易度・勉強方法も紹介

薬剤師国家試験は薬学部を卒業・卒業見込みの方のみが受験可能な国家試験です。合格すると「薬剤師」資格を取得でき、調剤や服薬指導といった独占業務に就くことができます。そんな薬剤師国家試験ですが、大学の教授や研究室の先輩から難しいと聞いていて、難易度が気になる方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は薬剤師国家試験の難易度を知るために、合格率や合格基準をご紹介します。難易度を知りたい方は参考にしてくださいね。
薬剤師国家試験の難易度
応用情報技術者試験の難易度について見ていきましょう。厚生労働省が公開している過去試験の合格率、合格基準をチェックしていきます。
近年の合格率は70%前後
薬剤師国家試験の合格率は約70%で受験者の7割が合格しています。近年の合格率は以下の通りです。
実施年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
---|---|---|---|
第109回薬剤師国家試験(令和6年度) | 13,585 | 9,296 | 68.43 |
第108回薬剤師国家試験(令和5年度) | 13,915 | 9,602 | 69.0 |
第107回薬剤師国家試験(令和4年度) | 14,124 | 9,607 | 68.0 |
第106回薬剤師国家試験(令和3年度) | 14,031 | 9,634 | 68.7 |
第105回薬剤師国家試験(令和2年度) | 14,311 | 9,958 | 69.6 |
第104回薬剤師国家試験(令和元年度) | 14,376 | 10,194 | 70.9 |
ただし、薬剤師国家試験前の学内卒業試験で合格しなければ、受験要件を満たさないようにする大学が多く、現実な合格率はもう少し低い60%程度になるでしょう。
合格基準
薬剤師国家試験は必須問題試験と一般問題試験(薬学理論問題試験+薬学実践問題試験)からなるマークシート選択式の試験です。2日間に渡って実施され、以下のすべての基準を満たした人が合格となります。
- 全問題の得点が約445点以上(1問2点で全345問、690点満点)※
- 必須問題は70%以上かつ各科目の配点が30%以上である
- 禁忌肢問題選択数は2問以下
※ボーダーラインの得点は試験難易度に応じて、425~470点と変動します。
薬剤師国家試験の難易度が高い理由
薬剤師国家試験は合格率を見ると、約70%と決して難易度が高くないような印象を受けるかもしれません。しかし、実際のところは以下のような理由から難易度が高いと言えます。
- 足切り(薬学部卒業試験)がある
- 出題範囲が広い
それぞれの理由を見ていきましょう。
足切り(薬学部卒業試験)がある
薬剤師国家試験を受験するには6年課程の薬学部を卒業又は卒業見込みである必要があります。6年生になるまでに学期ごとの試験やOSCE・CBT試験を終えたのち、最後に国試相当の卒業試験を合格する必要があります。
ほとんどの薬学部では卒業試験に落ちてしまった場合、卒業見込みの要件を満たすことが出来ず、現役での薬剤師国家試験受験資格を失ってしまいます。
受験する以前に様々な関門があるため、難易度が高いと言えるでしょう。
出題範囲が広い
薬剤師国家試験は「物理・化学・生物・衛生・薬理・薬剤・病態/薬物治療・法規/制度/倫理・実務」の9科目から出題されます。薬学理論問題試験では問題の難易度が高くなるため、それぞれの科目から幅広い知識が必要になってきます。
また、科目に比例して2日間丸々試験が行われるため、忍耐力も求められるのが薬剤師国家試験の難易度が高いと言われる理由です。
薬剤師国家試験の合格に必要な勉強時間
薬剤師国家試験は、毎年2月の第3土・日曜日の2日間に実施されます。受験日から逆算してどのくらい前から薬剤師国家試験の勉強をスタートさせるか計画し、着実に勉強を進めることが大切です。
こちらには、合格に必要な勉強時間をまとめました。勉強スケジュールを計画する際の参考にしてください。
合格に必要な勉強時間は2000時間
薬学部6年生の4月から学習をスタートするとしても薬学部の授業時間を除いて2000時間は必要です。勉強開始時期や直前期で一日当たりの勉強時間に緩急付けていますが、詳細な計算は以下のページを確認ください。https://yakuzaiseed.com/Blog/total-study-time
薬剤師国家試験に合格するためのポイント
薬剤師国家試験は、毎年2月の第3土・日曜日の2日間、年に1回しか開催されません。薬剤師国家試験に合格するには、計画的に勉強していくことが求められます。合格するために押さえておくべきポイントは、次のとおりです。
・勉強スケジュールを決めておく
・過去問演習を徹底する
それぞれのポイントを確認していきましょう。
勉強スケジュールを決めておく
試験出題範囲が広いため、勉強スケジュールを決めておくことが重要です。どの時期にどの範囲をどこまで勉強するか、事前に計画を立てて勉強を進めていきましょう。
▼参考▼
【開始時期別】薬剤師国家試験の勉強スケジュール例
https://yakuzaiseed.com/Home/SampleStudyPlan
過去問演習を徹底する
薬剤師国家試験では既出の過去問から約2割出題されており、過去問演習の重要性が高いです。さらに、左記とは別に既出の問題を改変した類似問題も出題されるため、重要性の高い勉強教材になります。
当サイト、薬剤師国家試験学習対策アプリSEEDでは無料で過去問演習できるため、是非ご活用ください。
https://yakuzaiseed.com/PharmaExam/NormalExercise
早くから備えて薬剤師国家試験の合格を目指そう!
薬剤師国家試験は合格率こそ約70%と高いですが、受験資格を得るまでの関門や出題範囲の広さなどを踏まえると難易度の高い試験といえるでしょう。しかし、早い段階で計画的に勉強を進めていけば合格できる試験です。
過去問演習の際は合わせて当サイトもご活用ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました!