第100回薬剤師国家試験

◆ 問59

子宮体がんに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 子宮筋層に発生する。
  • ヒトパピローマウイルスが原因である。
  • 若年者に高頻度に発症する。
  • 発症にエストロゲンが関与している。
  • 不正性器出血はまれである。

◆ 問59

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:4


子宮体がんは、子宮内膜に発生する上皮性悪性腫瘍であり、その発症には、主にエストロゲンが関与している。本疾患の好発年齢は、50歳代から60歳代であり、主な症状として、不正性器出血、おりもの、下腹部の痛みが認められる。なお、ヒトパピローマウイルスが原因で発症するのは、子宮頸癌である。