第101回薬剤師国家試験

◆ 問23

化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)において、蓄積性の判定に用いられる試験はどれか。1つ選べ。
  • 活性汚泥を用いた分解度試験
  • コイを用いた濃縮度試験
  • ネズミチフス菌を用いた復帰突然変異原性試験
  • マウスを用いた反復投与毒性試験
  • ミジンコを用いた急性遊走阻害試験

◆ 問23

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


1 誤

活性汚泥を用いた分解度試験は、環境中での化学物質の分解性を調べる試験である。

2 正

コイを用いた濃縮度試験は、化学物質の蓄積性を調べる試験である。

3 誤

ネズミチフス菌を用いた復帰突然変異原性試験は、化学物質の変異原性を調べる試験である。

4 誤

マウスを用いた反復投与毒性試験は、化学物質のヒトへの長期毒性を調べる試験である。

5 誤

ミジンコを用いた急性遊走阻害試験は、化学物質の動植物への毒性を調べる試験である。