第102回薬剤師国家試験
◆ 問64
単純ヘルペスウイルス感染症に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。-
性器感染の多くは、HSV−1による。
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免疫機能亢進時に発症する。
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性器ヘルペスは、性交の翌日に好発する。
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成人の口唇ヘルペスの多くは、ウイルスの再活性化により発症する。
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確定診断は、細胞診により行う。
◆ 問64
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:4
1 誤
単純ヘルペスウイルスには、単純ヘルペスウイルス1型(HSV−1)と単純ヘルペスウイルス2型(HSV−2)の2つの型が存在し、性器感染の多くはHSV−2が原因となることが多い。
2 誤
本感染症は、免疫機能低下時に発症することが多い。
3 誤
性器ヘルペスは、ウイルス感染後2〜10日間の潜伏期間を経て発症するため、性交の翌日に発症することはまれである。
4 正
成人の口唇ヘルペスの多くは、免疫機能低下時にウイルスが再活性化することにより発症する。
5 誤
本感染症の確定診断は、組織培養によるウイルス分離やHSV抗原やDNA検出により行う。