第103回薬剤師国家試験

◆ 問19

母子感染防止事業の徹底により母子感染は激減したが、小児における水平感染が問題となったため、予防接種の対象に新たに加えられたウイルスはどれか。1つ選べ。
  • A型肝炎ウイルス
  • B型肝炎ウイルス
  • C型肝炎ウイルス
  • E型肝炎ウイルス
  • アデノウイルス

◆ 問19

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


母子感染防止事業の徹底により母子感染が激減したが、小児における水平感染が問題となり、予防接種の対象に新たに加えられたウイルスは、「B型肝炎ウイルス」である。

<B型肝炎母子感染防止事業>

HBVキャリアの新たな発生の根絶を目指し、1985年6月よりB型肝母子感染防止事業が実施された。

<B型肝炎ワクチン定期接種>

小児における水平感染が問題となったため、2016年10月1日よりB型肝炎ワクチンを定期の予防接種に位置付けることが了承された。