第103回薬剤師国家試験

◆ 問33

セロトニン5-HT1A受容体を選択的に刺激することで抗不安作用を示すのはどれか。1つ選べ。
  • ジアゼパム
  • スマトリプタン
  • タンドスピロン
  • スピペロン
  • オキサゾラム

◆ 問33

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


セロトニン5−HT1A受容体を選択的に刺激することで抗不安作用を示すのは、「タンドスピロン」である。
1 誤
ジアゼパムは、ベンゾジアゼピン受容体に結合することにより抗不安作用を示す。

2 誤
スマトリプタンは、脳血管の5−HT1B受容体、5−HT1D受容体を刺激し、血管を収縮させることにより片頭痛を改善する。

3 正

4 誤
スピペロンは、ドパミンD2受容体を遮断することにより統合失調症の陽性症状を改善する。

5 誤
オキサゾラムは、ベンゾジアゼピン受容体に結合することにより抗不安作用を示す。