第104回薬剤師国家試験

◆ 問35

キサンチンオキシダーゼを選択的に阻害するのはどれか。1つ選べ。
  • ベンズブロマロン
  • アロプリノール
  • コルヒチン
  • ラスブリカーゼ
  • プロベネシド

◆ 問35

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


選択肢のうち、キサンチンオキシダーゼを選択的に阻害するのは「アロプリノール」である。
1 誤
ベンズブロマロンは、腎臓の近位尿細管に存在する尿酸トランスポーターを阻害し、腎臓における尿細管の再吸収を抑制する。

2 正

3 誤
コルヒチンは、チュブリンと結合して微小管形成を阻害する。

4 誤
ラスブリカーゼは、血中の尿酸をアラントインと過酸化水素に分解し、尿中に排泄することにより血中尿酸値を低下させる。

5 誤
プロベネシドは、近位尿細管において尿酸トランスポーターを阻害し、腎臓における尿細管の再吸収を抑制する。