第105回薬剤師国家試験
◆問260-261
57歳女性。大腿骨頸部骨折の治療を目的とした手術のために本日入院した。手術は4日後に予定している。病棟担当薬剤師が患者の持参薬を確認したところ、下記5種類の薬剤を所持していた。持参薬
アムロジピンべシル酸塩錠
アトルバスタチンカルシウム水和物錠
アルファカルシドールカプセル
ラロキシフェン塩酸塩錠
ロキソプロフェンナトリウム水和物錠
◆ 問260
医師に休薬を提案すべき薬剤として適切なのはどれか。1つ選べ。-
アムロジピンべシル酸塩錠
-
アトルバスタチンカルシウム水和物錠
-
アルファカルシドールカプセル
-
ラロキシフェン塩酸塩錠
-
ロキソプロフェンナトリウム水和物錠
◆ 問261
◆ 問260
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:4
ラロキシフェンを投与すると、静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症,肺塞栓症,網膜静脈 血栓症を含む)のリスクが上昇するため,長期不動状態 (術後回復期,長期安静期等)に入る 3 日前には服用を中止し,完全に歩行可能になるまでは投与を再開しないこととされている。
◆ 問261
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:4
問260解説参照