第105回薬剤師国家試験

◆ 問31

ベンゾジアゼピン骨格を有し、筋弛緩作用に基づく転倒などの副作用が少ない催眠薬はどれか。1つ選べ。
  • クアゼパム
  • ゾルピデム
  • ゾピクロン
  • リルマザホン
  • トリアゾラム

◆ 問31

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


選択肢のうち、ベンゾジアゼピン骨格を有する催眠薬は、クアゼパムとトリアゾラムである。このうち、クアゼパムは、ベンゾジアゼピン受容体のサブタイプであるω1受容体への選択性が認められており、筋弛緩作用が弱く、ふらつきや転倒などの副作用を起こしにくい。
なお、ゾルピデムは、ベンゾジアゼピン骨格を有していないが、ベンゾジアゼピン受容体のサブタイプであるω1受容体への選択性が認められており、筋弛緩作用が弱く、ふらつきや転倒などの副作用を起こしにくい。