第105回薬剤師国家試験

◆ 問32

抗不安作用とともに、ヒスタミンH1受容体の遮断により抗アレルギー作用をあわせもつのはどれか。1つ選べ。
  • エチゾラム
  • ヒドロキシジン
  • エスシタロプラム
  • タンドスピロン
  • クロルジアゼポキシド

◆ 問32

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2


抗不安作用とともに、ヒスタミンH1受容体の遮断により抗アレルギー作用をあわせもつのは「ヒドロキシジン」である。

1 誤
エチゾラムは、ベンゾジアゼピン系薬であり、GABAA受容体の感受性を高めることで抗不安作用を示す。

2 正

3 誤
エスシタロプラムは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬であり、セロトニンの再取り込みを抑制することにより抗うつ作用、抗不安作用を示す。

4 誤
タンドスピロンは、セロトニン5−HT1A受容体刺激作用により抗不安作用を示す。

5 誤
クロルジアゼポキシドは、ベンゾジアゼピン系薬であり、GABAA受容体の感受性を高めることで抗不安作用を示す。