第105回薬剤師国家試験
◆ 問333
下記のそれぞれの事例の薬物治療のうち、禁忌に該当するのはどれか。2つ選べ。-
便秘症の妊婦に酸化マグネシウムを投与する。
-
牛乳アレルギー患者にタンニン酸アルブミンを投与する。
-
消化性潰瘍がある患者にラフチジンを投与する。
-
重症筋無力症の患者にエチゾラムを投与する。
-
インフルエンザ罹患の15歳男児にザナミビル水和物を投与する。
◆ 問333
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2、4
タンニン酸アルブミンは、牛乳の成分であるカゼインを含んでいるため、牛乳アレルギー患者に投与することはできない(投与禁忌)。また、エチゾラムは、筋弛緩作用を有しているため、重症筋無力症の患者に投与することはできない(投与禁忌)。