第106回薬剤師国家試験

◆問212-213

78歳男性。肺がん末期のため、在宅で緩和ケアを受けている。痛みに対して以下の薬剤が処方されていた。本日、薬剤師が患者宅を訪問したところ、痛みの評価は、NRS(数値スケール)で6となり、痛みが増強してきた。そこで、薬剤師が医師に痛みの三段階除痛ラダーに基づき、オピオイド鎮痛薬の追加を提案することにした。
106回問212-213画像1

◆ 問212

この患者にこの段階で追加する薬物として適切なのはどれか。2つ選べ。
106回問212-213画像2

◆ 問213


◆ 問212

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1、3


1 正
コデインリン酸塩水和物の構造であり、弱オピオイド鎮痛薬である。

2 誤
セレコキシブの構造であり、NSAIDsである。

3 正
トラマゾールの構造であり、弱オピオイド鎮痛薬である。

4 誤
インドメタシンの構造であり、NSAIDsである。

5 誤
アミトリプチリン塩酸塩の構造であり、三環系抗うつ薬である。

◆ 問213

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:3


105回問212-213画像1