第107回薬剤師国家試験
◆ 問123
性感染症に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。-
コンドームの使用や不特定多数との性交渉を避けることによって、感染リスクを低減することができる。
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梅毒は、感染症法*で五類感染症に分類され、全数把握が必要である。
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我が国における後天性免疫不全症候群の患者数は、異性間よりも同性間の性的接触によるものが多い。
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尖圭コンジローマは、ヒト単純ヘルペスウイルスを原因とする。
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"性器クラミジア感染症は、母子感染により発症することがある。
*感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律"
◆ 問123
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:4
1 正しい
性感染症は、主として性行為により粘膜経由で感染するため、コンドームの使用や不特定多数との性交渉を避けることにより感染リクスを低減することが可能である。
2 正しい
梅毒は、性行為などにより感染する性感染症であり、感染症法の五類感染症に分類されている。梅毒は五類感染症の中でも、全数把握が必要な疾患である。
3 正しい
我が国における後天性免疫不全症候群の患者数は、異性間よりも同性間の性的接触(特に男性間)によるものが多い。
4 誤っている
尖圭コンジローマは、ヒト単純パピローマウイルス6,11型を主な原因とする。
5 正しい
性器クラミジア感染症は、経産道感染により母子感染することがある。