第111回薬剤師国家試験
◆ 問120
下の模式図に示すように、Gq タンパク質共役型受容体が外部シグナルを受けた結果、エフェクター酵素①が活性化され、ホスファチジルイノシトール 4,5-二リン酸から2 種類のセカンドメッセンジャー②、③が生成する。セカンドメッセンジャー②は脂溶性分子であり、プロテインキナーゼ C の活性化に関わる。この細胞内情報伝達経路に関する説明として、正しいのはどれか。2つ選べ。
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Gq タンパク質は、ATP を加水分解する。
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エフェクター酵素①は、ホスホリパーゼ C である。
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セカンドメッセンジャー②は、アラキドン酸である。
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セカンドメッセンジャー③は、小胞体から Ca2+を放出させる。
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プロテインキナーゼ C は、基質タンパク質のチロシン残基をリン酸化する。
◆ 問120
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2、4
Gqタンパク質共役型受容体のシグナル伝達で、エフェクター酵素①はホスホリパーゼC(PLC)である(選択肢2が正しい)。PLCはPIP₂をDAG(②)とIP₃(③)に分解する。DAGは脂溶性でプロテインキナーゼCを活性化し、IP₃は小胞体のIP₃受容体に結合してCa²⁺を放出させる(選択肢4が正しい)。GqはGTPを加水分解する(ATPではない)。プロテインキナーゼCはセリン/スレオニンキナーゼであり、チロシンはリン酸化しない。
