第111回薬剤師国家試験

◆ 問134

化学物質の安全性評価に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 化学物質の無毒性量(NOAEL)は、急性毒性試験から推定される。
  • 遺伝毒性発がん物質の安全性評価の指標として、実質安全量(VSD)を用いる。
  • 動物実験データから NOAEL が得られない場合に、ベンチマークドーズ (BMD)法が用いられることがある。
  • 許容一日摂取量(ADI)は、閾値がない化学物質に適用される指標である。
  • 農薬の ADI は、ヒト及び生態系への影響を考慮して決められている。

◆ 問134

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:2、3


遺伝毒性発がん物質は閾値が存在しないとされるため、安全性評価には実質安全量(VSD)を用いる(選択肢2が正しい)。NOAELが得られない場合はベンチマークドーズ(BMD)法が用いられることがある(選択肢3が正しい)。NOAELは反復投与毒性試験から推定される(選択肢1は誤り)。ADIは閾値がある化学物質に適用される(選択肢4は誤り)。ADIはヒトへの影響のみを考慮する(選択肢5は誤り)。