第111回薬剤師国家試験
◆ 問138
表は、ある大気汚染物質の 2010~2020 年度における年平均濃度と環境基準達成率を示している。大気汚染物質A及びBに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
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A及びBは、いずれも一次生成物質である。
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Aは、光化学スモッグの原因となる酸化性物質の総称で、組成の大部分はオゾ ンである。
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Aの発生状況を把握するために、メタンが常時測定されている。
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Bは、粒子状物質のうち空気動力学径が 10 μm 以下のものと定義されている。
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A及びBを低減するために、固定発生源からの揮発性有機化合物の排出基準が 設定されている。
◆ 問138
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2、5
Aは年平均濃度がppmで環境基準達成率がほぼ0%であることから光化学オキシダントである。光化学オキシダントは光化学スモッグの原因となる酸化性物質の総称で大部分がオゾンである(選択肢2が正しい)。Bはμg/m³で達成率が改善傾向からPM2.5と推定される。VOC排出基準が光化学オキシダントとPM2.5の低減のため設定されている(選択肢5が正しい)。光化学オキシダントは二次生成物質(選択肢1は誤り)。PM2.5は2.5μm以下(選択肢4は誤り)。
