第111回薬剤師国家試験
◆ 問30
抗てんかん薬レベチラセタムの主な作用点はどれか。1つ選べ。-
電位依存性Na+チャネル
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シナプス小胞タンパク質 2A(SV2A)
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グルタミン酸 NMDA 受容体
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炭酸脱水酵素
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γ-アミノ酪酸(GABA)トランスアミナーゼ
◆ 問30
◆領域・タグ
◆正解・解説
正解:2
レベチラセタムはシナプス小胞タンパク質SV2A(Synaptic Vesicle glycoprotein 2A)に選択的に結合することで抗てんかん作用を発揮する。SV2Aはシナプス小胞の膜上に存在する糖タンパク質であり、神経終末におけるシナプス小胞のエキソサイトーシス(開口放出)を調節する役割を担っている。レベチラセタムがSV2Aに結合すると、過剰な神経興奮時の神経伝達物質の放出が抑制され、てんかん発作が抑えられる。
このメカニズムは、Naチャネル遮断(フェニトイン、カルバマゼピン)やCaチャネル遮断、GABA増強といった従来の抗てんかん薬とはまったく異なる独自の作用点を持つ点が最大の特徴である。他剤で効果不十分な症例にも有効なのはこのためだ。
🔑 語呂:「レベ(レベチラセタム)はSV2Aをレベルアップ(制御)する」と覚えよう!
