第97回薬剤師国家試験

◆ 問326

保険調剤における処方内容の疑義照会に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する義務がある。
  • 処方せんに不備があっても薬剤師として明確に判断できることは、疑義照会する必要はない。
  • 処方せんに疑義があっても患者に確認して解消された場合には、疑義照会する必要はない。
  • 処方された医薬品の用法が記載されていない場合は、添付文書の用法に合わせて投薬するので疑義照会の必要はない。
  • 疑義照会により処方内容が変更になった場合は、医療機関に処方せんの再発行を求めなければならない。

◆ 問326

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:1


処方医は、その交付した処方せんに関し、薬剤師から疑義の照会があった場合には、これに適切に対応しなければならない。


処方せんに不備(用法、用量が記載されていない等)がある場合、薬剤師は処方医に対して疑義照会する必要がある。


処方せんに疑義がある場合、薬剤師は処方医に対して疑義照会する必要がある。

疑義照会により処方内容が変更になった場合は、その旨を処方せんに記載する必要があるが、医療機関に処方せんの再発行を求める必要はない。